アルコール依存症

2014年06月03日

アルコールを摂取(飲酒)したいという強い欲望が持続していて、飲酒をやめることができない状態です。

アルコール依存には精神的な依存と身体的な依存があります。
精神的な依存はアルコールヘの渇望で、断酒するとイライラや不眠が出現します。身体的には、断酒により手指のふるえや発汗が出現し、ひ どい時には幻視が出現します。断酒による禁断症状(離脱症状)を緩和するために飲酒する悪循環ができあがり、さらに大量のアルコールに依存してしまいます。飲酒により、仕事に行けなくなったり、家庭内での不和、身体への悪影響、酪酎時の問題行動等が発生します。

アルコール依存症の治療は、依存症であることを自覚して、断酒の意志を強くすることです。そのためには断酒会への参加、抗酒薬(この薬を服用した後に飲酒するとひどい症状が出現する)の使用も有用です。