認知症

2014年06月03日

日本の認知症患者は現在250万人。2030年には420万人にも迫ると推定されています。
以下の症状があったらまず疑う事。

  1. 同じことを言ったり聞いたりする
  2. 物の名前が出てこない
  3. 置き忘れ、しまい忘れが目立つ

疑ったらまず、かかりつけ医に相談へ。医療への導入が一番難しいが信頼関係のあるかかりつけ医が適任と思われます。

医療サイドでは

  1. まず認知症かそうではないか
  2. 認知症の場合はその分類

認知症の場合

  1. 治る認知症(脳外科系・内科系)
  2. 狭義の認知症

狭義の認知症の場合

  1. 脳血管性
  2. 脳の神経細胞性

脳の神経細胞性の場合

  1. アルツハイマー型
  2. レビー小体型
  3. 前頭側頭型

などに分類します。

大切なことはまず診断し、そしてその後の対応です。
症状は中核症状(記憶力低下・判断力低下)と周辺症状(お金を取った。浮気をしている。徘徊等)に二分されるが、周辺症状の方が困ることが多いです。

しかしそれらは対応の仕方、社会資源の利用及び薬物で従来より症状の進行及び家族の負担も軽減可能です。
また、2011年より新しい薬が使用可能になり早期服薬でより機能を落とさずに生活できることも実証されています。