医療法人社団 楽聖会(らくせいかい)

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認知症コラム第4回 2009.9月掲載

4回目は、認知症のテーマから少し外れますが、関連することを書きます。以前からファンである玉村杜富男さんが集英社新書、「今日より良い明日はない」を出版しました。長野県で農場、ワイナリー、レストランを経営し、著作や画家、テレビ出演等でも有名な方ですのでご存知の方も多いと思います。この本より引用します。「子供の成長は、すなわち老化でもあります。生れ落ちたその瞬間から、人間は死に向かって一歩一歩進んでいくのですから。その意味では、老化も成長である、と言えるでしょう。少なくとも成長の続きである事は確かです。誕生から死に至るまでの一直線の老化の過程を、ある年齢までは生長または成長と呼び、ある年齢から老化と呼ぶ、ただそれだけの話しですから、どこまでを成長といい、どこからを老化と呼ぶかは自分で決めればいいのです。今日より良い明日を求めるから人は思い煩うのです。より良い明日を、より豊かな暮らしをという、際限のない欲望が人を苦しめます。アンチエイジング(老化防止)より大切なのはエイジング(熟成)です。」そうです。私は、体の老化だけでなく認知症も脳の老化の究極の姿ですから熟成の一種と思えば、そう怖がる必要はないと考えます。見事に熟成しましょう。

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