医療法人社団 楽聖会(らくせいかい)

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認知症コラム 2012.1月掲載

レミ二―ルは、剤形としては内用液もありますので、みそ汁、ジュース等にも入れて服用させることもできます。アリセプトを10㎎まで服用しても余り変わらないというので、レミ二―ルに変更したら、意欲が向上し身の回りへの関心が増えた人を経験しました。リバスタッチとイクセロンパッチはアリセプトやレミ二ールで吐き気、下痢等の副作用が出現し中止せざるをえなかった人や、病識がなく服薬を拒否する方でも貼り薬ですので使いやすいと思います。メマリーは、今までの薬と作用機序が違い、アセチルコリンエステラーゼ阻害薬と併用も可能で、特に周辺症状の興奮、攻撃性をやわらげる作用があり、当法人グループホームの入居者の多くの方にも服用してもらっています。アリセプトも含め効果には個人差が大きいため、選択肢が広がったことで自分に合う薬を服用しやすくなりました。以上が以前の連載です。
アリセプト以外の認知症治療薬3種類が使えるようになり2年を経過しましたので、私の使用経験を追記します。リバスチグミンパッチ(リバスタッチ,イクセロン)は、アリセプトと同様にアセチルコリンエステラーゼ阻害薬であり、貼るアリセプトのイメージで効果は同様と思っていました。保険適応も軽度、中等度だけですが、ブチリルコリンエステラーゼ阻害作用も併せもつためか、アリセプト10㎎の長期投与でも、意欲、活動性が低下し口数も少なくなった人が、おしゃれしたり、口数が増えたり食べられるようになったりする例を多く経験するようになっています。NMDA受容体拮抗薬であるメマリーは、興奮、攻撃性の目立つ症例に特に有効であり、副作用も少なく使いやすく抗精神病薬の使用も減り、過鎮静や転倒も減らせています。また、作用機序が違うため3種類のアセチルコリンエステラーゼ阻害薬との併用が可能であり、単独使用よりも併用の方が有効性が高いという報告も多くなっています。還暦になったので、今後はできなかった海外旅行などをして、仕事を減らしていこうと考えていたのですが、認知症医療デイケア「らくせい」を始めたために、当分あまり休めなくなりそうで、自分で自分の首をしめているきらいもありますが、もう10年位バランスを取りながら「どんとこい!認知症」、「認知症でも安心して暮せる社会」をめざし微力ながら努力してまいりたいと思います。会員の皆様のご指導、ご支援の程どうぞ宜しくお願い致します。

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